タイ国内で公開されるや、同時期公開の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や『ジョン・ウィック:コンセクエンス』などのハリウッド大作を押しのけ3週連続NO.1の興行収入を記録した、タイのサスペンス・ホラー映画『バーン・クルア 凶愛の家』より、本作のインスパイア基となったタイでの実際の貸家トラブルニュース映像や、キャストインタビューを用いた特別ニュース映像が到着した。
ホラー、スリラーのジャンルを中心に活躍するタイの映画監督ソーポン・サクダピシットが監督を務める本作。“家系ホラーの巨匠”とも呼ばれる彼の作品は、深みのあるドラマと独特な雰囲気のあるホラーの融合、強いクリエイティビティとロケーションセンスで知られている。本作でも彼の才能は遺憾なく発揮され、彼が作り出す世界観が恐怖を最高に盛り上げる。
夫のクウィンとともに娘のインを幸せな家庭で育てようと努力している母親ニンを演じるのは、映画やテレビシリーズで活躍する人気女優でモデルのニッター“ミュー”ジラヤンユン。一見、完璧な家族を持つ普通の父親のように見えるが、実は過去に起こった、ある出来事による苦痛と罪悪感に苦しめられている夫クウィンに俳優・モデル・歌手と多方面で活躍するスコラワット“ウェイア”カナロス。ニンの家の借主になる謎の女を、40年以上にわたるキャリアを持つベテランのタイの女優・モデル・歌手のペンパック・シリクンが演じる。
■『バーン・クルア 凶愛の家』ニュース映像
特別ニュース映像には、タイでの貸家トラブルに関する実際のニュース映像やキャストインタビューが収められている。タイのニュースキャスターや専門家たちも、「ほぼ毎日発生する」というほど、タイでは貸家に関する事件が多く発生する。「豪華な貸家がわずか1年で全壊」「貸家の床とシンクで謎の血痕」「ポットから人の頭部が発見」などの衝撃的な見出しの数々が映し出されるが、まさかの実際のニュース映像を使用。専門家たちも、いかに未解決の貸家に関する事件が多いかをコメントしている。そして、そんな実話の数々にインスパイアされ、『女神の継承』『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』などを手掛けたタイのメジャースタジオ“GDH”が前代未聞の映画化。制作プロデューサーも「多くの実際の事件がミックスされている」と語る。そして、メインキャスト2人のインタビュー映像も収録され、ミューは「最初はこの役を引き受けるのをかなりためらった。いろいろな感情を経験することが難しく今までで一番強烈だった」とコメント。ウェイアも「ニッターと脚本を読みながら『やり遂げられるのか?』と思った」と撮影を振り返った。
さらに、本作を鑑賞し、映画コメンテーターのLiLiCoから「骨の髄まで恐怖を感じた」と絶賛コメントも到着。実話にインスパイアされた戦慄の物語、映画『バーン・クルア 凶愛の家』の待望の日本上陸に注目だ。
映画コメンテーター LiLiCoコメント全文
骨の髄まで恐怖を感じたが、
それでもどんどんのめり込んでしまった私。
それは近しい人の様子が変化する怖さが
誰にとっても身近だから。
しかしラストに向けて伏線を回収してから....
なんだか余計にゾッとして、たまらなく切ない。
えっ!実話にインスパイアされた話?!
コワ過ぎます....
11月22日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開